フェラーリは、親会社であるフィアット・クライスラー・オートモビルズ(FCA)からの独立の手続きを完了した。フィアット・クライスラー・オートモビルズは「1月3日付けでフェラーリ事業のFCAグループからの分離・独立の手続きが完了した」と発表。フィアット・クライスラー・オートモビルズは、2014年10月にフェラーリをグループから分離・独立させ、フェラーリの株式の一部を上場する計画を公表。
この計画に沿って、10月21日にフェラーリのIPO(新規株式公開)を行い、フェラーリ株を米国ニューヨーク証券取引所に上場した。12月14日には、イタリア証券取引所への株式上場申請も認められた。これに先立ち12月3日、フィアット・クライスラー・オートモビルズはオランダで臨時株主総会をオランダで開催。株主からフェラーリの分離・独立計画の承認されていた。今回の手続きにより、フェラーリは名実ともに、フィアット・クライスラー・オートモビルズとは別会社になった。