スクーデリア・フェラーリがF1イギリスGPで歴史的な節目を迎えた。シャルル・ルクレールが優勝を飾り、スクーデリアはF1世界選手権における通算250勝を達成。フェラーリ会長ジョン・エルカンは「全員が力を合わせれば偉大なことが起こる」と語り、チームの総力が生んだ記念すべき勝利を称えた。1951年にホセ・フロイラン・ゴンザレスがフェラーリ初勝利を挙げたシルバーストンで、75年後に250勝目を記録したことも大きな意味を持つ。
現地で勝利を見届けたエルカンは、フェラーリの伝統と未来の双方にとって特別な一日だったと振り返った。フェラーリ通算250勝の節目を祝福シルバーストンで開催されたF1イギリスGPで、ルクレールはポールポジションのアンドレア・キミ・アントネッリをスタート直後にかわして首位に浮上。その後もレースをコントロールし、終盤はセーフティカー先導のままチェッカーフラッグを受けた。この勝利はフェラーリにとってF1世界選手権250勝目となる歴史的な1勝となった。レース後に発表された声明で、ジョン・エルカンは次のように喜びを語った。「フェラーリにとって250勝目だ。そして最初の勝利もここシルバーストンだった。今日が我々の歴史、そして何より現在と未来にとってどれほど重要な日かを示している」「シャルルのような素晴らしいレースをしたドライバー、ルイスをはじめ、マラネロのファクトリー、そしてここサーキットにいるチーム全員が一丸となって働けば、偉大なことが起こる」ルクレール「本来の感触が戻ってきた」ルクレールにとっても、この勝利は単なる優勝以上の意味を持つものだった。ここ数戦はマシンバランスに苦しんでいたが、スプリントから予選にかけて手応えを得ており、それを決勝で結果につなげた。レース後、ルクレールはマシンへの自信を取り戻せたことを強調した。「信じられない気分だ。最後は理想的な終わり方ではなかったけれど、この数戦は本当に厳しかったので、その後に勝てたことは特別な意味がある」「マシンのフィーリングを取り戻すために多くの努力を続けてきた。昨日、スプリントと予選の間に何かをつかめた感触があったけれど、それを今日確認する必要があった。そして今日、その感触は本来あるべき状態に戻っていた。本当にうれしい」勢いを取り戻したフェラーリ今回の勝利はフェラーリにとってシーズン後半戦へ向けた大きな弾みとなった。ルクレールはドライバーズランキング4位につける一方、シルバーストンでノーポイントに終わったアントネッリが179ポイントでランキング首位を維持している。節目となる通算250勝を歴史の舞台シルバーストンで達成したフェラーリ。エルカンが語った「偉大なことが起こる」という言葉どおり、復調の兆しを見せる名門がタイトル争いへ本格的に加わるか、今後の戦いが注目される。
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