フェラーリは、これまでの2010年シーズンで最も信頼性の高いチームとなっている。レッドブルは、最も多い優勝とポールポジションを獲得してチャンピオンシップをリードしているが、 Auto Motor und Sport の信頼性ランキングによると2位となっている。フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサがドライブするフェラーリ F10は、これまでの12戦で1474周のうち1471周を走破。これはレッドブル勢よりも98周多い。
しかし、フェラーリはコンストラクターズ選手権3位であり、ドライバーズ選手権ではフェルナンド・アロンソが5位となっている。フェラーリは、マレーシアGPでのフェルナンド・アロンソのエンジン故障が唯一のリタイアであり、両ドライバーともクラッシュリタイアはない。フェラーリ以外では、メルセデスGPも事故によるリタイアがないチームとなっている。対照的にレッドブルは1回の故障と2回のドライバーによるクラッシュを記録しており、マクラーレンは2回のテクニカルトラブルと1回の事故リタイアがある。ルノーはトップチームの中で最も信頼性が低く、4回の技術的なリタイアと2回のクラッシュを記録している。最も技術的な信頼性の低いチームは、ヴァージン(11回の技術的なリタイア)とザウバー(10回)。新チームの中では、ヒスパニア・レーシングが8回で最も信頼性のあるチームとなっている。