スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、2024年F1 ハンガリーGPの予選結果が「チーム間の序列を反映している」と語る。ハンガロリンクであまり目立たない週末を過ごしているフェラーリだが、予選ではカルロス・サインツJr.が4番グリッドを獲得したが、トップのマクラーレンとの差は0.4秒以上となった。FP2でのクラッシュで後手に回ったシャルル・ルクレールも6番手に入った。
「今日の結果は、チーム間の序列を反映している」とフレデリック・バスールはコメント。「マクラーレンはあらゆるコンディションで速く、フロントローにふさわしい。一方、我々は自分たちのことに集中する必要がある」「フリープラクティスでは路面温度が60度近くに達したが、予選では開始時に軽い雨が降り、気温がぐっと下がり、コンディションは全員同じでもセッションの管理が難しくなった」「もちろん、できれば前の方でスタートしたいが、4位と6位からでも良いポイントを獲得でき、表彰台を狙えると思う。競争力のあるレースペースを持っていると思っているからだ。ここでのオーバーテイクは以前ほど難しくなく、特に2つ目のDRSゾーンがあるので、明日はタイヤマネジメントのレースになるだろう」「また、気温が上がる見込みなので、明日できることを見極めていく必要がある。前を走るマシンに追いつくためには、まだまだマシンの開発に励む必要があるのは明らかだが、一方で明日のレースでは最大限のポイント獲得を目指さなければならない」