スクーデリア・フェラーリは、今後数回のレースで3段階に分けてマシンを大幅にアップグレードしていく。イタリア版Motorsportは、F1スペインGPあたりで、「新バージョン」がコースに登場すると報じている。今年のフェラーリにとってワールドタイトル争いは考えられないようだ。3レース終了後、シャルル・ルクレールは 10 位、カルロス・サインツは5位、コンストラクターズランキングでは30 ポイント差の 4 位につけている。そのため、チーム内では、残りのシーズンでも前進できるように変更を加えるために懸命に取り組んでいる。
当面の間、フェラーリは頑なに独自のサイドポッドデザインにこだわっていた。その幅広のお椀型デザインから、冗談でバスタブと呼ばれていた。以前、フェラーリはイモラでこのダウンウォッシュサイドポッドを導入すると発表していたが、それが2レース前倒しでバルセロナに導入されることになった。重要な変更は「ダウンウォッシュ サイドポッド」への切り替えだ。昨年レッドブルが導入し、今ではほぼ全車がいくつかの形で採用しているサイドポッドデザインだ。しばらくの間、フェラーリは独自のサイドポッドのデザインに頑固に固執しており、その広いボウル型のデザインから冗談めかしてバスタブと呼ばれていた。以前、フェラーリがイモラでこれらのダウンウォッシュサイドポッドを導入すると報じられていたが、2レース前倒して、F1スペインGPで導入されることになったという。その間に、他の変更も行われている。次のバクーでは新しいディフューザーが装着され、2レース後のイモラではリアサスペンションに手が入れられる。そして、さらに2レース後のバルセロナでは、サイドポッドを装着して、新しいデザインは完成となる。このロードマップは、バーレーンとサウジアラビアで、現在の選択が通用しないことが明らかになった後に作成された。そしてオーストラリアで、フェラーリは正確な問題点を特定するのに十分な情報を収集し、チームは今後数週間でアップグレードに取りかかることができる。
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