ミハエル・シューマッハは、バルセロナ合同テスト3日目にフェラーリのテストドライバーとしてF2008をドライブした。スリックタイヤを装着し、2009年仕様のダウンフォースレベルに設定されたフェラーリF2008をドライブしたミハエル・シューマッハは、スリックタイヤとダウンフォースの削減に対しては賛成の意見を述べた。しかし、同じく2009年に実施される予定であるタイヤ・ウォーマーの禁止に関しては疑問を投げかけた。
「(スリックタイヤは)グリップが高く、非常に異なっていて面白かったね。楽しかったよ。スリックで走るのは好きだね。だが、タイヤ・ウォーマーに関しては問題だと思う。禁止がよい決定かどうかについて、考えるべきだと思うね。」「空力パフォーマンスとメカニカルパフォーマンスの比率を変えることはF1にとって非常に良い決定だと思う。たぶん、マシン同士の戦いはより接戦になるだろうね。タイヤ・ウォーマーを使うかどうかは、アプローチを考えなければならない。重要なことだからね。我々はこれが正しいアプローチなのかどうかについて慎重に考え、決定しなければならない。しかし、いずれにしても、みんなにとって良いステップだと思うよ。ドライバーも気に入っているし、観客も気に入るだろう。」「彼らはアプローチを再考しなければならだろう。皆が今までタイヤ・ウォーマーを使っているんだからね。何も救っていないし、皆にとって状況をより難しくしているだけだ。」