フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、ミハエル・シューマッハが望むのであれば、フェラーリはシューマッハがメルセデスGPでレースをすることを妨げないが、まだそのような状況について話し合っていないと語る。ドイツのメディアは、来年フルワークス参戦を果たすメルセデスGPが、7度のワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハとほぼ合意に達したと報じている。
ミハエル・シューマッハは、1996年からフェラーリに所属しており、F1を引退したあともコンサンタントやテストドライバーとしてフェラーリに留まっている。今年の夏には、負傷したフェリペ・マッサの代役としてF1復帰を果たす予定だったが、首の怪我により断念。現在はアドバイザーとして主にフェラーリの市販車部門に取り組んでいるミハエル・シューマッハだが、メルセデスGPとの契約の噂は、この合意に疑いを投げかけていた。ロイターの取材に対して、ルカ・ディ・モンテゼーモロは、ミハエル・シューマッハとの契約には「拘束力はない」とコメント。ルカ・ディ・モンテゼーモロは、シューマッハがライバル企業のためにドライブしたいなら、フェラーリと別れなければならないだろうと付け加えたが、これまでシューマッハからのアプローチはないと語る。「彼が別の道に進むことを決定するなら、もはや我々の合意は有効ではないことは明白だ。我々とライバルと同時に働くことはできない」「私はまだ彼とそのことについて話していない。彼はチームメンバーではなく、親愛なる友人に過ぎない。彼は我々の市販車のコンサルタントだ」ドイツのメディアは、ミハエル・シューマッハとメルセデスGPの契約が今週の早い段階で発表されると予想している。関連:メルセデスGP、ミハエル・シューマッハの起用を正式発表 - 2009年12月23日
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