フェラーリF1チームは、セバスチャン・ベッテルに2021年の新しい契約をオファーしたと報じられている。2015年からフェラーリのF1ドライバーを務めるセバスチャン・ベッテルは、今シーズン限りで契約を満了する。先週、フェラーリはセバスチャン・ベッテルに1300万ドル(約14億円)の1年契約をオファーしたが、ベッテルはこの条件を飲まなかったと報じられた。
La Gazzetta dello Sport は、フェラーリがセバスチャン・ベッテルに2021年と2022年の2年契約という条件の2度目のファーしたと報道。当初、ベッテルは2年契約を望んでいるとされていた。だが、給与については1200万ドルであり、削減するという方針は変わらないようだ。現在、セバスチャン・ベッテルは3000万ユーロを支払われていると推定されているが、推定1000万ドル(約10億円)のシャルル・ルクレールとほど同等の給与まで下げられることになる。フェラーリは、できるだけ早い回答を望んでいるとされ、4月末が期限だったとも言われている。セバスチャン・ベッテルが残留を拒否した場合、チームはダニエル・リカルドやカルロス・サインツといった他のドライバーと交渉するとされている。カルロス・サインツは、息子が2021年にフェラーリと契約する可能性があるかと質問されたカルロス・サインツ・シニアは「私にはわからない」と Antena 3 に語っている。セバスチャン・ベッテルがフェラーリのオファーを蹴った場合、マクラーレンへの移籍が噂されている。仮にカルロス・サインツがフェラーリに加入した場合、マクラーレンには空席ができる。マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレス・ザイドルは、BMWザウバー時代にセバスチャン・ベッテルと仕事をした経験があり、同じドイツ人でもある。また、マクラーレンは2021年からドイツの自動車メーカーであるメルセデスのF1エンジンを搭載しており、チーム再建にむけてドイツ人の理想的な理想的なパートナーだと考えられている。
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