2019年のF1エンジンについてフェラーリと和解するというFIA(国際自動車連盟)の決定は、F1界ではポジティブに受け止められていない。フェラーリがFIAと秘密の和解に達したことはライバルチームの怒りを生んだが、フェラーリ製PUの合法性に疑いはあったものの、“違反の明確な証拠を出せない”ことを理由に、2者の間で和解合意を結ぶことにしたと説明した。
元F1ドライバーのティモ・グロックは、FIAとフェラーリの和解に驚いたと語る。「フェラーリが不正行為をしたかもしれないことは、昨シーズンすでに明らかだった。マックス・フェルスタッペンは声を挙げ、他のチームは調査を要求した。調査には長い時間がかかり、FIAが結果を発表した方法は残念だ」「フェラーリのF1エンジンが実際に違法だった場合、罰金だけでは不十分だと思う。ルールを守らずに意図的に違反した場合、結果から除外され失格になる。僕にとっては別の選択肢はない」「フェラーリは応答しなければならない。担当者は誰でも自分の胸に手を出して去らなければならない。彼は何が起こっているかを正確に知っていた」
全文を読む