フェラーリは、シャルル・ルクレールの弟アーサーが、2020年シーズンに先駆けてドライバーアカデミーに加わることを発表した。19歳のアーサー・ルクレールは、昨年のADACフォーミュラ4で1勝を含む7回の表彰台を獲得して3位で終えており、2020年にはプレマ・パワーチームとともにフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権に参戦する。
また、アーサー・ルクレールは、フォーミュラEのベンチュリチームで開発ドライバーとして働いていた。アーサー・ルクレールは、スウェーデン出身の15歳のディノ・ベガノヴィッチとともに、フェラーリ・ドライバー・アカデミーの2人の新しいドライバーとして発表された。「フェラーリ・ドライバー・アカデミーにとって忙しい冬だった」とフェラーリのスポーツディレクターを務めるローラン・メキーズは語った。 「我々は2020年にむけてドライバーのために最高の開発プログラムを構築しようとしており、マラネロの本社での活動とトレーニングプログラムが大幅に増加している」「我々より才能のある若者を探していた。本日はアーサーとディノが非常にエキサイティングなシーズンに向けて我々に加入することを発表できることを嬉しく思う」「我々は、FIAシングルシーターラダーのすべてのカテゴリーにFDAドライバーを擁しており、レーシングドライバーとして、また若い個人として、彼らの開発においてできる限りのサポートを行うことに注力している」「マラネロにいる私たち全員が、今後9か月で9人の若いドライバーがどのように活躍するかを楽しみにしている」アーサー・ルクレールは「ジュニアシリーズで最高のチームと一緒にフォーミュラ・リージョナルでドライブすることを発表できて本当にうれしい」とコメント。「2年前にプレマとシングルシーターでの初めてのテストを行い、常にレースをすることを夢見てきた。この素晴らしい機会は、僕にとって大きなチャンスだ。フェラーリ・ドライバー・アカデミーに参加することを誇りに思う。与えられたサポートと信頼に非常に感謝しています。レースシートに戻るのが待ち切れない」アーサー・ルクレールとディノ・ベガノビッチは、2020年にフェラーリのアカデミーで既存メンバーのミック・シューマッハ、ロバート・シュワルツマン、カラム・アイロット、マーカス・アームストロング、ジュリアーノ・アレジ(F2)、エンツォ・フィッティパルディ(F3)、ジャンルカ・ペトコフ(FREC)に加わる。
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