フラビオ・ブリアトーレは、2019年の残りのレースでフェラーリがメルセデスを逆転してタイトルを獲得できるとは考えていない。フェラーリは、夏休み以降のレースで3連勝。ランキングトップのルイス・ハミルトンと3位のシャルル・ルクレールとの差は96ポイント、コンストラクターズ選手権の差は133ポイントまで縮まった。
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンのリードは“4勝分”に過ぎないと警告し、ルイス・ハミルトンも「チャンピオンシップのギャップがなくなる可能性があることをはっきりと認識している」と語っている。いずれにしろ、元ルノーのF1チーム代表を務めたフラビオ・ブリアトーレは、フェラーリの3連勝は“F1の活性化”だとして歓迎している。「彼らがチャンピオンシップに勝つことはないと思うが、フェラーリが再び勝つのは本当に良いことだ」とフラビオ・ブリアトーレは Adnkronos にコメント。また、フラビオ・ブリアトーレは、F1シンガポールGPで戦略判断によって勝ち星を落としたシャルル・ルクレールを高く評価していると語る。「ルクレールは素晴らしい才能の持ち主であることを証明しているし、シンガポールでも勝てるはずだった」とフラビオ・ブリアトーレはコメント。「だが、私としてはそのチームワークについて何も言うことはない。ベッテルには勝利が必要だったしね」