フェラーリは、F1イタリアGPの決勝レースで、シャルル・ルクレールが優勝、セバスチャン・ベッテルは13位でレースを終えた。マッティア・ビノット(チーム代表)「チャンピオンシップ全体で最高の表彰台かもしれない。ピットウォールから眺めは忘れられるものではない。何年も記憶に残ることだろう。今回が私がモンツァで経験した最初の勝利ではないが、決して慣れることはない。すべてのファンにとってとても特別なことであり、このような長いレースが攻防戦の後はなおさらだ」
「ここでは競争力があることはわかっていたが、エラーの余地がないこともわかっていた。今日も我々たちとライバルとの差がどれだけ拮抗しているかを目にしていたので、午後に最初にチェッカーフラッグを通過できたことをうれしいく思う。シーズンのあれほど困難なスタートの後の2連勝はチームにとって本当に大きな意味がある。シャルルは素晴らしく走りを見せ、非常にうまく防御し、ほとんどミスをしなかった。どちらかといえば、プレッシャーは彼にとって後押しだ。非常にふさわしい勝利だ! セブにとっては残念なレースだった。彼はボッタスとのギャップを縮めていたので、今日は良いレースをすることができたはずだ。彼はいくつかのミスを犯したが、それがモンツァだ。ローダウンフォースパッケージによってあれほど軽いマシンをこのような高速で運転すればブレーキングは非常に難しい。ハードタイヤに切り替えることは勇敢な決断だったと思うし、チーム全体も戦略の観点から完璧な仕事をした。正しい選択であることが証明され、成果を上げた」シャルル・ルクレール「レース中、レース後、表彰台で感じた気持ちを言い表す言葉が見つからない。キャリアを通じて経験したより10倍以上も強い感情だ。とても特別だった。いつもはレース週末を迎えても優勝のことなんて考えない。がんばって最高の仕事をしていれば結果がついてくると自分に言い聞かせている。でも、正直なところ、今週末ここモンツァでティフォシからの応援を見ていると、優勝のことしか考えられなくなった。そして実際に優勝したのでとても嬉しい。エキサイティングなレースだった。最初のスティントはしっかりコントロールされていたが、第2スティントは差が縮まってきたので後続マシンに集中せざるを得なくなり、僕がやや劣勢に立たされた。とても難しかったし、大きなプレッシャーを感じていた。チーム全体のハードワークに感謝したい。彼らがいなければ何もできなかった。セブは残念だった。彼には間違いなく僕と一緒に表彰台に立てるポテンシャルがあった。今後の数戦に向けて、集中やモチベーションを続けなくてはならない。そうすれば結果もついてくるだろう」セバスチャン・ベッテル「シャルルにとっては良い一日だった。だから、祝福したい。みんな良くやった。僕の一日はうまくいかなかった。6周目でリアを失ったのは僕のミスだ。だから、今日には満足していない。順調なスタートを切ったが、どこも行き場所がなかったので、ポジションを失い、再び取り戻して前の人たちを追いかけていった。そして6周目にスピンを喫し、僕のレースは台無しになってしまった。芝生にいたので、コースに合流するのに苦労した。ランスのことは見えなかった。今でも自分の仕事を愛しているけど、自分の能力をわかっているのにうまくやれない時はハッピーにはなれない」