フェラーリは、ピレリの2019年F1タイヤの設計問題についてレッドブルの加勢した。レッドブルのヘルムート・マルコは、2019年のF1タイヤがメルセデスに有利に設計されており、現にメルセデスしかタイヤを使いこなせていないと批判を強めている。また、ハースF1チームも“タイヤで決まる”レースを非難している。
それらの意見にフェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットも同意する。「多くの意図がタイヤをウインドウに入れられないことについて不満を言っている」と マッティア・ビノットは RAI にコメント。「F1の利益のためにも修正されるべきだ」だが、シーズン途中でタイヤのデザインを変更するには安全上の理由、もしくは10チーム中7チームが要求した場合のみとなる。メルセデスとカスタマーチームであるレーシング・ポイントとウィリアムズが変更を要求しないことは確実だが、マクラーレンも現在のタイヤに満足していると語っている。「我々はタイヤをかなり快適に感じている」とマクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは Auto Motor und Sport にコメント。「驚かされるときもあるが、他チームよりも理解には苦しんでいないように思う」ピレリのF1責任者を務めるマリオ・イゾラは、2020年タイヤでデザインを変更することについてはオープンな姿勢をみせている。「もちろん、我々はチームのコメントのすべてを考慮に入れている。作動ウインドウを広げるために積極的に取り組む必要があるのは明らかだ」「我々は2020年と2021年のタイヤに関して新しいデザインを開発中だ」
全文を読む