フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、F1カナダGPの決勝でセバスチャン・ベッテルに不正行為はなかったと改めて主張した。フェラーリは、F1カナダGPでセバスチャン・ベッテルから勝利を奪うことになった5秒加算ペナルティについて、FIA(国際自動車連盟)に再審を請求いた。
再審を請求するためには新たな証拠を見つけて提出する必要があるが、マッティア・ビノットは「我々としては、自分たちが有する画像とデータにより、不正行為はなかったと確信している」と RAI にコメント。「セバスチャンは芝生の上でミスを犯した。だが、その後、彼は単にクルマを正常な状態に戻そうとしていただけだと考えている」「我々は最終的に異なる結果を導き出す新たな要素を持ち込むつもりだ。それがどのような形式で、どのような方法で行われることになるのかはそのうち分かるだろう。いずれにしと、我々は懸命に取り組んでいる」そのような状況のなかで、フェラーリは今週末にF1フランスGPに臨む。「セブ(ベッテル)のことは知っているし、彼は以前よりも強くなって現れると信じている」