フェラーリは、F1カナダGPでセバスチャン・ベッテルの勝利を奪うことになった5秒加算ペナルティを控訴する意向であることをスチュワードに提出した。5秒ペナルティがスポーティングディギュレーションで覆るかどうかは不確実だが、フェラーリはモントリオールでスチュワードに対して最初のステップを開始したことを確認した。
フェラーリは、今後96時間以内に新しい証拠を見つけて、上訴をFIAの裁判所に正式に提出するかどうかを決定する。ポールポジションからレースをリードしていたセバスチャン・ベッテルだったが、48周目にターン4でコースオフ。芝生を横切ってルイス・ハミルトンの前をキープした。 元F1ドライバーのエマニュエル・ピロの含めたスチュワードは、セバスチャン・ベッテルが“安全ではない方法でターン4でコースに復帰し、ハミルトンをコース外に追いやった”判断。ハミルトンは“衝突を避けるために回避行動をとらなければならなかった”としてベッテルに5秒加算ペナルティを科した。フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは「レース全体でトップを走り、最初にチェッカーフラッグを受けた。我々にとって彼は道徳的にウィナーだ」「我々は今日勝った。我々は今日コース上で最速だった。それが重要だ」関連:【動画】 ペナルティの対象となったベッテルのコースオフ / F1カナダGP
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