フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、現状を打破するためにメルセデス型のリアイングを開発していることを明らかにした。2019年のF1タイトル候補として挑んだフェラーリだが、開幕3戦ではメルセデスに3戦連続で1-2フィニッシュを許し、イタリアメディアはすでに今年のフェラーリは危機に瀕しているとの報道を続けている。
2016年のF1ワールドチャンピオンであるニコ・ロズベルグは、フェラーリの2019年F1マシン『SF90』が空力に“致命的”な問題を抱えていると推測している。「フェラーリは彼らのマシンを空力的に間違った場所に設定してしまった。彼らのマシンはあまりにもドラッグが小さく、とにかくコーナーで十分なダウンフォースを得られていない」とニコ・ロズベルグは語っている。現在、ポイントランキングで首位に立つルイス・ハミルトンも同意する。「僕たちはフェラーリがすべてのラップのストレートで僕たちよりもコンマ4秒以上速いことを知っている。でも、彼らはコーナーでタイムを失っている」とルイス・ハミルトンはコメント。「それに応じで彼らがいつセットアップを変更するか好奇心を持ってみている」フェラーリのF1チーム代表マッティア・ビノットは、実際に問題を解決するための開発が進められていると語る。「メルセデスのようなリアウイングの開発が進められている」とマッティア・ビノットは Auto Motor und Sport
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