フェラーリは、2019年F1マシンのエンジンを初始動。公式サイトやソーシャルメディアでそのサウンドを公開した。昨年、フェラーリは“グリッド最速”と目されるマシンで序盤戦のチャンピオンシップをリードしがらも、中盤以降のチームとセバスチャン・ベッテルのミスによってタイトルをメルセデスに奪われた。
今年はキミ・ライコネンに代えて21歳のシャルル・ルクレールに起用。セバスチャン・ベッテルとコンビを組む。昨年、評判を落としたベッテルとルーキーシーズンに高い評価を得たルクレールとのチームメイトバトルが早くも注目を集めている。また、F1チーム代表を務めてきたマウリツィオ・アリバベーネを更迭し、これまでテクニカルディレクターを務めてきたマッティア・ビノットが新チーム代表に就任。新たな体制で10年以上手が届いていないタイトル獲得を目指す。スクーデリア・フェラーリは1月31日(木)にテストベンチで稼働させてきたエンジンを2019年F1マシンに搭載して初始動させたことを報告。ファイヤーアップ時のエンジンサウンドを公開した。 View this post on Instagram F1-Gate.comさん(@f1gate)がシェアした投稿 - 2019年 1月月31日午前9時51分PST コードネーム『670』として開発が進められているフェラーリの2019年F1マシンは、2月15日(金)にチームのマラネロの本拠地で正式発表される。マシン名は当日まで明かされることはないと考えられるが、一部報道ではスクーデリア・フェラーリの創立90年を記念して『SF-90』と名付けられるとされている。また、スポンサーのフィリップ モリスとともに推進する“Mission Winnow”というイニシアティブを掲げて今季は『Scuderia Ferrari Mission Minnnow』として参戦。カラーリングもそれに由来したこれまでとは異なるカラーリングが施されるとも報じられている。
全文を読む