フェラーリは、F1ヨーロッパGPで、キミ・ライコネンが3位、ルカ・バドエルは17位だった。6番手からスタートしたキミ・ライコネンは、スタートでKERSのアドバンテージを最大限に発揮し、4位に浮上。その後も一貫性のあるパフォーマンスをみせ、2回目のピットストップではコバライネンをかわし、前戦ハンガリーGPの2位に続き、3位表彰台を獲得した。最後尾からスタートしたルカ・バドエルは、予選よりは良いラップタイムを出してはいたものの、単独スピンや1回目のピットストップでは白線をまたいでドライブスルーペナルティーを受けるな...
キミ・ライコネン (3位)「今回の結果には満足している。すでに金曜日にマシンはレース郷里でかなり競争力があるのがわかっていたし、表彰台を争うことができると考えていた。予選で僕たちは特に軽い燃料で苦労するかもしれないことにも気付いていた。両方の予測は正しかったし、今日は再び表彰台に乗ることができた。なんとかスタートでいくつか準備をあげることができたし、最初の狙いは僕より後にピットインするロズベルグとのギャップを広げることだった。レース後半は、コバライネンに近づいて、彼を追い抜くためにピットストップを最大限に活用することができることがわかり、それをすることができた。これから僕たちはスバに向かうし、大好きなトラックだ。金曜日に僕たちがどれくらい競争力があるかを見るのが待ちきれない。シーズンのこの段階で、すべてを正しく動かすことができれば、表彰台を狙えるだろうし、僕たちの前になにも起こらなければ、僕たちはさらに良い結果をだせるだろう。僕たちはコンストラクターズチャンピオンシップでの3位を守るために全力を尽くさなければならない」ルカ・バドエル (17位)「バレンシアに到着したとき、僕はこのグランプリが僕の背中から錆を取り払って、再びレースドライバーの役割での自信を得る時間になると言った。僕にとって、ミスをせずに多くの走行距離を稼ぐことが重要だったし、それをすることができた。体力面は問題ないと感じているし、それは満足感のもうひとつの理由だ。スタートはうまくいって、いくつか順位をあげたけど、そのあとグロージャンと接触してしまい、再び後方に落ちてしまった。自分のレースをしようとしたけど、コンスタントなペースを維持するのは簡単ではなかった。特にラップリーダーを先に行かせなければならないときはね。最初のピットストップでミスをしてしまい、1つ順位を犠牲にしてしまったし、そのあと白線を越えてしまい、ドライブスルーペナルティを取られてしまった。今は自信を持ってスパを楽しみにしている。知っているトラックだし、今週末に積んだ経験を期待することもできるだろう。プレシャーを与えることなく、僕を快適に感じさせるようにあらゆることをしてくれたチーム全員に感謝しているし、週末を通して素晴らしいサポートをしてくれたミハエルに感謝している」レース結果:F1ヨーロッパGP 決勝:ルーベンス・バリチェロが優勝!
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