フェラーリは、F1モナコGPに改良版“ヘイローミラー”を持ち込んでいる。FIAは中国GP後にヘイローにバックミラーを装着できるようレギュレーションを調整。フェラーリは、F1スペインGPにヘイローにバックミラーを装着したコンポーネントを導入。当初はFIAから使用を許可されていた。
しかし、フェラーリのヘイローミラーにはあからさまに空力的なゲインを狙ったウイングレッドが追加されており、当然ながらライバルからの抗議を受けた。これを受け、FIAはヘイローにミラーを装着する際は“マウンティングシステムに意味のある構造的貢献をもたらすこと”“マウントはミラーハウジングのロアーおよび/またはインボード面にすること”と定め、フェラーリがスペインGPで採用したウイングレットを禁止とした。フェラーリが、F1モナコGPに投入したヘイローには、依然としてミラーが装着されてはいるが、スペインGPで物議を醸したウイングレットは取り除かれている。
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