フェラーリが、第7戦カナダGPでF1パワーユニットのパフォーマンスを20馬力をアップさせるアップグレードを計画していると報じられている。開幕4戦ではメルセデスの凌ぐ速さを見せていたフェラーリだが、各チームがアップグレードを投入した第5戦スペインGPでは突如失速。ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方でメルセデスとの差が広がってしまった。
21戦で内燃エンジン、MGU-H、ターボチャージャが3基までに制限された今年は、第7戦カナダGPで各エンジンメーカーが最初の大型アップグレードをF1パワーユニットに投入するとされている。ホンダF1は40馬力、ルノーF1は30馬力のパフォーマンス向上を果たすと報じられてきたが、 Gazzetta dello Sport はフェラーリも同様にF1パワーユニットにアップグレードを投入すると報道。そのパフォーマンス向上は15~20馬力だと報じられている。ルノーは、新しいユニットの信頼性に完全に満足しておらず、F1カナダGPに投入されるアップグレードからMGU-Kは除かれるとされている。
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