フェラーリの最高経営責任者であるセルジオ・マルキオネンは、テスラに対抗するべく、電気自動車のスーパーカーを投入する計画であることを明らかにした。フェラーリは、2016年1月にフィアット・クライスラー・オートモビルズから独立。スーパーカーの分野でブランド力を示しつつ、ラインナップを拡充して販売台数を伸ばしてきた。
だが、高級電気自動車市場の分野ではイーロン・マスク率いるテスラが地位を確立させているセルジオ・マルキオンネは「電気スーパーカーが製造されれば、フェラーリがトップになる」と北米国際自動車ショーで Bloomberg にコメント。「人々はテスラがスーパーカーで成し遂げたことに驚いている。私はイーロン氏が成し遂げたことを軽んじるつもりはないが、それは私たち全員ができることだと考えていることだ」また、セルジオ・マルキオンネは、フェラーリが同社初のSUVを2019年の後半もしくは2020年に投入する計画も明らかにし、“市場で最速”のSUVとなると語った。フェラーリは、2021年のF1エンジン案に反発を示しており、セルジオ・マルキオンネは、将来的なルールが自分たちの考え方に見合ったものでなければ、F1を撤退し、電気自動車のシングルシーターレースであるフォーミュラEに新たな可能性を求めると述べている。
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