フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、スクーデリア・フェラーリが2018年F1マシンを“モンスター”に仕上げることを願っていると語る。フェラーリは、669というコードネームで開発している2018年F1マシンを2月22日にオンラインで発表する。セルジオ・マルキオネンは、フェラーリは来月スペインでスタートするプレシーズンテストにむけて“リラックス”していると語る。
「この数日間マラネロにいたが、デザインのスタッフは忙しそうにしていたが、彼らはリラックスしすぎているように思う」とセルジオ・マルキオンネは La Gazzetta dello Sport にコメント。「モンスターかがらくたのどちらかしかない!」「我々は超強力なマシンを造るために全力を尽くしてきた。みなさんは2月22日の発表まで待たなければならない」セルジオ・マルキオンネは、アルファロメオをザウバーのタイトルスポンサーとしてF1に復帰されたが、ワークスチーム化を含めたさらに大きな計画があるとの噂を否定しなかった。「アルファロメオは未完成のビジネスだ。我々はブランドを国際的に確立させていかなければならない」「我々はスポンサーだが、ザウバーと一緒に仕事を進めている。それには時間がかかるだろう」また、セルジオ・マルキオンネはマセラティをハースのパートナーとしてF1に参入させようとしている噂もある。マセラティとハースの噂について質問されたセルジオ・マルキオンネは「ハースとF1でそれを試み、合理的なコストをかけることの方が理にかなっているかもしれない」と述べた。セルジオ・マルキオンネは、2019年4月で2019年4月にフィアット・クライスラー・オートモービルズのCEOから引退することをすでに発表しているが、その後、少なくとも2021年まではフェラーリに残る意向を示している。そのことはセルジオ・マルキオンネがフェラーリの買収を計画しているのではないかとの噂を呼んだ。「誰がそのような話を広めたんだ? ナンセンスだ!」とセルジオ・マルキオンネはコメント。「フェラーリが株式市場で200億ドルの価値があると計算すれば、私はいったいいくらで会社を買わなければならないんだ? 我々は300億ドルの話をしている。私は楽観主義者だ。だが、そのためには宝くじを買わなければならないな!」
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