フェラーリは、2018年のF1世界選手権にむけて同社のF1チーム「スクーデリア・フェラーリ」のロゴを変更した。F1では2006年以降、タバコ広告が禁止となっているが、フェラーリは、長年のパートナーであるフィリップ モリスのブランドであるマールボロの影響を強く感じさせる赤と白の長方形を組み合わせたロゴを使用してきた。
フェラーリは昨年9月にマールボロとのスポンサー契約を更新。スポンサー料は年間6000万ドル(約67億4000万円)とされている。しかし、2018年を迎え、フェラーリはスクデリア・フェラーリのロゴを変更。ホームページやSNSに使用するロゴは、マールボロの存在を感じさせない、市販車部門と同じ有名な跳ね馬とスクーデリア・フェラーリの頭文字を含めた盾型のロゴに変更された。フェラーリは、昨年末にサンタンデール銀行がスポンサーから撤退。フィリップ モリスの別ブランドであるiQOSが新たなメジャースポンサーに就任するとも噂されている。また、2018年からはセルジオ・マルキオンネがフェラーリとCEO職を兼任するフィアット・クライスラー・オートモービルスのブランドであるアルファロメオがザウバーのタイトルスポンサーを務めることが決定している。
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