フェラーリの2018年F1マシンが、FIAの前面クラッシュテストに合格。フェラーリは全チームのなかで最初にテストに合格したと考えられている。コードナンバー“669”として開発されているフェラーリの2018年F1マシンは、22日(金)にいテクニカルディレクターのマッティア・ビノットの監督の元、ミラノ近郊のボッラーテにあるFIA後任のCSI施設でテストに合格した。
それ以前にもフェラーリは静的テストに合格している。フェラーリは、2月22日(木)に2018年F1マシンをオンラインで発表するが、2ヵ月前にテストに合格したことで、十分な開発時間を確保したことになる。新車はチームデザイナーを務めるチーフデザイナーのシモーネ・レスタと空力責任者はエンリコ・カルディレが主導し、OBのロリー・バーンが開発の手助けをするという。今年、フェラーリは5勝を挙げて、セバスチャン・ベッテルがドライバーズ選手権を争った。フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、フェラーリが2018年に再びタイトルを争うことを確信していると述べている。