フェラーリは、2018年F1マシンをバルセロナでのプレシーズンテストが開始する4日前となる2月22日(木)に発表することを明らかにした。2016年は未勝利に終わったフェラーリだが、今シーズンはセバスチャン・ベッテルが5勝を挙げ、チャンピオンシップ争いに返り咲いた。2018年もフェラーリはセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンがドライバーを務める。
フェラーリは2月22日(木)に2018年F1マシンをオンラインで公開。その後、マシンはバルセロナに運ばれ、2月26日(月)から2018年のプレシーズンテストがスタートする。毎年マラネロで開催される恒例のフェラーリのクリスマスメディアディナーで場で、会長を務めるセルジオ・マルキオンネは、フェラーリは2018年に再びタイトルを争うと誓った。フェラーリ専門ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニは、フェラーリは2018年も今年と同じ開発陣ン勝利を目指すと Quotidiano に語っている。レオ・トゥッリーニによると、フェラーリの2018年F1マシンの設計はチーフデザイナーのシモーネ・レスタが主導し、OBのロリー・バーンが開発の手助けをするという。空力責任者はエンリコ・カルディレ、パワーユニット責任者はコラード・イオッティが務めるという。ここ数年、フェラーリは毎年F1マシンの名称にあまり規則性はもたせていない。2017年F1マシンはフェラーリの70年の歴史を表した「SF70H」、2016年F1マシンは「SF16-H」、2015年F1マシンは「SF15-T」と過去3年間はスクーデリア・フェラーリの頭文字であるSFを先頭に採用。2014年F1マシンはファン投票で「F14 T」、2013年F1マシンは「F138」、2012年F1マシンは「F2012」という名称を採用している。