フェラーリは、トロ・ロッソをある種“Bチーム”として使っているという。報じられたところでは、トロ・ロッソは、フェラーリからシーズン全ての金曜日フリー走行の3時間で、古くなったエンジンを使用するよう要求されているという。フェラーリは、カスタマーエンジンを供給するトロ・ロッソを使って、エンジン寿命をテストしていることになる。
トルコGPの金曜日にセバスチャン・ブエミとセバスチャン・ブルデーが使用したエンジンは、金曜日に6度使用されたものであり、他のマシンより15km/h遅かった。これにより、トロ・ロッソのドライバーは、フレッシュエンジンを搭載した土曜日は、金曜日にセットアップ作業を行ったマシンとは無関係の、全く異なるマシンに遭遇することになる。トロ・ロッソの金曜日用エンジンは、2,500km以上を走行しているとされている。トロ・ロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、「1400kmを越えると、パワーは劇的に小さくなる」とコメントしている。