フェラーリは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われているピレリのタイヤテストで2017年仕様を想定したとみられる幅の広いリアウイングを装着している。2016年F1シーズンの興奮が冷めやらないなか、29日(火)にヤス・マリーナ・サーキットではピレリの2017年F1タイヤの最終開発テストが開始。テストには、メルセデス、レッドブル、フェラーリの3チームが参加。2015年型マシンをベースに来季のダウンフォースレベルに適応させたミュールカーを使用して参加している。
キミ・ライコンエンが走らせるフェラーリのマシンには、2017年にリアウイング幅に則ったとみられる独特な形状のリアウイングが装着されている。2017年のレギュレーションでは、フロントウィング幅が1650mmから1800mmに拡大。リアウィング幅は750mmから950mmに拡大し、高さは950mmから800mmと低くなる。関連:2017年 F1マシン デザイン予想図