ミハエル・シューマッハが次の中国GPとバーレーンGPの2戦に同行しないことをフェラーリの広報が発表した。ミハエル・シューマッハ、先週のF1マレーシアGPにフェラーリのアドバイザーといて参加していたが、キミ・ライコネンのタイヤ戦略の失敗に関与していたとされ、世論の激しい批判を受けていた。フェラーリのスタッフは、今週初めにマラネロで「危機ミーティング」を開いたが、その場にシューマッハの姿はなかった。
そして、フェラーリは第3戦中国GPと第4戦バーレーンGPをミハエル・シューマッハなしで戦くことに決定した。フェラーリの広報は「彼はこの2戦には来ない」とコメント。フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、7日の会議の後、チームが笑いものになることがないよう決意を固めている。「レースが終わるために、フェラーリがテレビのコメディ番組に登場するようなことはあってはならない」スイス人の元F1ドライバーでレギュラー解説者のマルク・スレールは、フェラーリは、パートタイムのアドバイザーに過ぎないのならシューマッハを雇うべきではないと語っている。「常にそこにいるのであれば、レーシングチームの一員になることができる。しかし、シューマッハはセミ・アドバイザーに過ぎないし、それでは何の解決策にもならない」