フェラーリは、2日間にわたってフィオラノでピレリの2017年F1タイヤのテストを行った。フェラーリは、2015年F1マシンであるSF15-Tを改良して2017年の幅が広いタイヤに適応させたテストマシンを用意した。フェラーリはウェットタイヤのテストを担当。サーキットは人工的にウェット状態が作り出された。
初日となった1日(月)はセバスチャン・ベッテルがステアリングを握り、インターミディエイトおよびウェットをテストした。120周を走行した。2日目となった2日(火)は、フェラーリの元リザーブドライバーで現在ハースからF1参戦するエステバン・グティエレスがテストを担当。165周を走った。両日ともインスタレーションラップはスリックタイヤで行われたが、スリックタイヤの本格的なテストは3日(水)からムジェトで実施。テストはレッドブルが担当し、ドライバーはリザーブドライバーのセバスチャン・ブエミが担当する予定となっている。