フェラーリは、今週末のF1カナダGPに、メルセデスとのギャップを縮めるべく、F1パワーユニットのアップグレードを投入する。セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンの両ドライバーがアップグレードを搭載する。アップグレードはターボに集中し、2トークンが費やされたという。これにより、フェラーリは28トークンを仕様したことになり、今シーズンの残りは4トークンとなる。
フェラーリは、シーズン開幕前に最大数のトークンを費やしており、ロシアGP前にも3トークンを費やしている。フェラーリは、モナコで12ポイントというシーズン最悪の結果に終わり、メルセデスとの差は67ポイントに広がった。一方で、レッドブルはフェラーリとのギャップを9ポイント差まで縮めており、F1カナダGPでは2台のクルマにアップデートされたルノー製エンジンが搭載される。ホンダは、まだシーズン中にトークンを使用しておらず、14トークンが残っている。メルセデスは11トークン、最新のアップグレードに3トークンを費やしたルノーはまだ全メーカーで最大の21トークンを持っている。関連:2016 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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