スペインのサンタンデール銀行は、2018年以降のフェラーリとのスポンサーシップ契約延長に向けた話し合いを行っているという。フェラーリとサンタンデールとの契約は2017年シーズンまでとなっている。2012年に現在の契約を更新した際、当時同社の会長を務めていたエミリオ・ボティンは「フェラーリとのスポンサーシップ契約は、この銀行の150年に及ぶ歴史の中で最高のマーケティング手段だ」と述べてた。
だが、エミリオ・ボティンは2014年9月に心臓発作により79歳でこの世を去った。現在は、ボティンの娘であるアナ・パトリシアがサンタンデールを率いているが、2018年以降もフェラーリとの契約を延長することには前向きだと伝えられている。だが、 Marca は、サンタンデールが契約規模を縮小したいと考えているようだと報道。また、Speedweekは、サンタンデールではこれまでよりもコストを3分の1削減した新たな契約を結ぶための交渉を行っているようだと報じた。それが事実であれば、2018年以降のフェラーリのF1マシンやドライバーたちのチームウェアに掲示されているサンタンデールのロゴは、数が減り、大きさも小さくなるかもしれない。 Marca は、現在のフェラーリとサンタンデールの契約は年間4,500万ユーロ(約56億円)と推定している。
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