フェラーリは、F1オーストラリアGPの予選で、セバスチャン・ベッテルが3番手、キミ・ライコネンが4番手だった。セバスチャン・ベッテル (3番手)「メルセデスのドライバーと比べれば、思ったよりも後ろになってしまったけど、3番手と4番手には満足している。予選で特にリズムを掴むのにに少し苦労した。FP3ではクルマにいい感触を得ていたけど、それを取り戻すのに少し時間がかかってしまった」
「実際に取り戻し始めたのはQ3になってからだった。とても良いラップだったし、最終的にギャップがかなり大きかったので、1回目のラップで十分だと思った。あと0.5秒なんて縮められなかったので、切り上げてタイヤをセーブすることにした。もちろん、もっと近づければ嬉しかったけどね。予選フォーマットについては、どうして今更みんなが驚いているのか理解できない。こうなるのはわかっていたはずだ。エンジニアや頭脳派がたくさんいるので、だいたいのことは予想していた。全車がピットレーンで行列を作った始まりはクレイジーだった。ノックアウトされないようにラップタイムを出しておこうとみんな必死だった。そのあとはかなり静かだった。Q2とQ3も同じだ。僕はこれがエキサイティングだとはまったく思わない。間違った方向に進んでいると思う。数週間前に僕らが言ったことと何も変わっていない。でも、誰かが気に入っているんだろうね。そうでなければこのフォーマットにはならないんだから・・・」キミ・ライコネン (4番手)「理想的な予選ではなかったけど、それほど悪くもなかった。クルマの感触はとても良い。メルセデスが僕たちよりも速かったとしても、別に心配するほどのことだとは思っていない。最初の3つのコーナーはフロントタイヤを機能させるのにちょっと苦労したけど、それ以外はとても素晴らしいパッケージに仕上がっているし、どんどん良くなっている。もしかしたら、もう少し暖かいコンディションの方が僕らにとっては良かったのかもしれない。新しい予選フォーマットは確かに違う。ドライバーの視点から言えば、これまでとちょっと気分的に違っているくらいだけど、テレビで見ればかなり違って見えたはずだ。今日はチームとして良い仕事ができたと思う。シーズンの最初にそれができた。Q3はもうタイヤが1セット残っていたけど、走ったところでそれほど大きく変わらなかっただろうから、レースのために温存することにした。今のところはOKだ。常に良くなる可能性はあるけど、明日何ができるか考えてみよう」関連:F1オーストラリアGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
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