フェラーリは、キミ・ライコネンとの契約を2016年まで延長したことを発表した。キミ・ライコネンは、2014年にオプションを含む3年契約でフェラーリに復帰したが、今シーズン、チームメイトのセバスチャン・ベッテルが2勝と5回の表彰台を獲得しているのとは対照的に、キミ・ライコネンはまだ1度しか表彰台に上がっていない。
フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、昨年の冬からキミ・ライコネンの運命はパフォーマンスに基づいて判断すると述べており、フェラーリは2016年のキミ・ライコネンとのオプションを行使しないのではないかと噂されていた。 フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは「スクーデリア・フェラーリは、技術とレースに関するキミ・ライコネンとの契約を更新したことを発表する。来シーズンのドライバーラインアップはフィンランド人ドライバーとセバスチャン・ベッテルの組み合わせで継続される」と声明で述べた。「我々は、キミの契約を来シーズンまで延長することにより、チームにさらなる安定が生まれると考えている。キミとセブの非常に良好な関係も考慮すると、それが我々の基本方針でもあった。これは彼に対する大きな信頼の証しでもあり、私はそれが大きな報酬によって応えられることを期待している」 キミ・ライコネンは、フェラーリは自分にとって“家族”だと感謝の言葉を口にした。 「何と言えばいいんだろう・・・もう1年フェラーリに残れるということは、僕にとって夢の継続を意味する」とキミ・ライコネンはコメント。「スクーデリアは僕の家族だ。今までも言い続けてきたように、ずっとここでキャリアを終えたいと思っている。僕は今まで以上にコミットしているし、このチャンスを与えてくれたみんなにありがとうと言いたい。それから、サポートを続けてくれるすべてのフェラーリファンにも心から感謝している」 これで、キミ・ライコネンの後任としてフェラーリ加入が噂されていたバルテリ・ボッタスのウィリアムズ残留もほぼ確実となる。一方で、キミ・ライコネンの契約延長はジェンソン・バトンのF1残留に影響する可能性がある。バルテル・ボッタスがフェラーリに移籍した場合には、ジェンソン・バトンがウィリアムズに加入すると噂されていた。
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