フェラーリは、ヨーロッパシーズンのスタートとなるF1スペインGPでエンジンの馬力アップを準備している。一部では、フェラーリは6月のカナダGPでV6ターボ“パワーユニット”のアップグレードを投入するとの報道は広まっている。しかし、Bild は、新しい構成は3週間後のバルセロナで投入されると報じている。
同紙によると、アップグレードによってフェラーリのパワーユニットは20〜30馬力のアップが見込まれているとし、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが駆るフェラーリ SF15-Tは“ほぼメルセデスと同等のパワー”になるという。フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネ「この作業に関わっているマラネロの全員に感謝したい」と La Gazzetta dello Sport にコメント。「エンジン開発だけでなく、クルマのあらゆるパーツに関してだ。通常では6ヶ月かかるところを3ヶ月で把握した」「我々がメルセデスを捕らえられるかどうかはわからないが、彼らにプレッシャーをかけられるというアイデアは間違いなく好ましい」