フェラーリの世界的ブランド力は今も強いが、フェルナンド・アロンソのマネジメントに関わるフラビオ・ブリアトーレにとって、F1チームとしてフェラーリの印象はそれほど良いものではない。フェラーリは今も“素晴らしい”かと質問されたフラビオ・ブリアトーレは「ブランドとしては優秀だ」と Radio 105 にコメント。
「だが、今はチームにとって非常に難しい状況だ。F1における彼らの競争力は素晴らしくはない。だが、世界におけるブランド力は今でも非常に強い」実際、フェラーリでキミ・ライコネンが2007年にタイトルを獲得してからすでに6年以上が過ぎた。そして、今年F1で最高年俸を得ているフェルナンド・アロンソは、フェラーリに加入してから5年シーズン目を迎えている。 「(チーム代表ステフェノ)ドメニカリの中で状況がこのまま変わらないのではないかという恐れが、強くなっている」と La Gazzetta dello Sport は論じた。現在、フェルナンド・アロンソが、ジェンソン・バトンに代わってマクラーレンに戻り、2015年にスタートするホンダとの新時代を率いるのではという推測が日に日に強まっている。 「フェルナンドが最後のタイトルを獲得してから8年になる。彼が他のチームに移籍するのを誰が止められようか」と同紙は付け加えた。先週末のバーレーンで、フェルナンド・アロンソは、2010年にフェラーリに加入した際に比較的早く3度目のタイトルを手にできると考えていたことを認めた。しかし、バーレーンGPの結果は9位。「この結果が真実を物語っている」とフェルナンド・アロンソは SID通信 にコメント。「今の僕たちはチャンピオンシップで5番目のチームに過ぎない」 「この結果が僕たちの実力だ。それが真実だ」
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