フェラーリは、ヘレステストで三味線を弾いていたのかもしれない。Auto Motor und Sport は、2014年最初のプレシーズンテストとなったヘレスのデータを分析。その結果、トップスピードの5位はいずれもメルセデスのパワーユニットを搭載したマシンだったと報じた。最速だったのは、今年からメルセデスに変更したウィリアムズのフェリペ・マッサで、メインストレートで時速286km、コースの最速部分で時速307kmを記録している。
対照的にフェラーリ勢では、最も速いキミ・ライコネンのフェラーリ F14 Tでもストレートで時速268km、トップスピードで時速289km。メルセデス勢と比べれば明らかに遅い。同紙は、フェラーリが新しいV6パワーユニットのフルパワーを出していなかったことを認めていると報じている。 一方、メルセデスのニキ・ラウダは、同社はそのような小細工はしていないと主張している。 「我々は限界までパワーを出し切った。故意に遅く走っても何の意味もないからだ。そこからは何も学べない」
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