フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、F1の将来について話し合う首脳会談を1月に実施するべく各F1チーム代表者に招集をかけている。ルカ・ディ・モンテゼーモロは、11チームの代表者が1つ屋根の下に集まり、大勢のF1ファンが疑問を投げかけている最終戦でのダブルポイントシステムやコスト上昇に対する懸念、一部関係者がプッシュするカスタマーカーの導入などについて話し合う必要があると考えている。
首脳会談は、2014年のプレシーズンテスト直前の1月後半にフェラーリの本拠地マラネロで行われるとされている。「各チームをマラネロに招待し、1つのチームもしくは別のチームにアドバンテージになるような事柄を話し合うのではなく、F1の全体的なアプローチについて話をする意向がある」と、ルカ・ディ・モンテゼーモロは述べた「レース用のクルマやスポンサー、テレビ、メディアへの準備をしなければならない忙しいレース週末を除けば、穏やかな話し合いのために1日を空けておくほどの十分なチャンスはないと思う」ルカ・ディ・モンテゼーモロは、特定のチームが競技上のアドバンテージを得ないようにするために「非常に建設的」で「非常にオープン」な話し合いを行いたいと述べた。フェラーリは、2011年にF1チームの組織であるFOTAを脱退。レッドブル、トロ・ロッソ、ザウバーも脱退している。