フェラーリは、F1インドGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが2位、フェリペ・マッサが6位だった。フェルナンド・アロンソ (2位)「レッドブル勢と戦うことができたけど、現時点では僕たちはまだ勝てるクルマを持っていない。今年もう一度、レースでは予選よりも状況がずっといいというアロンソがいたね。素晴らしいスタート、素晴らしい1周目、優れたトップスピード、正しいタイヤマネジメント、60周の各レースラップを120%で走っての2位だ」
「全てのレースと同じように自分達にできることをやった。チャンピオンシップが終わって、僕たちが優勝した場合、誰も他のミスによるものだとは言えないだろう。僕たちは常に最大限で戦ってきたからね。アブダビにはいくつかアップデートを持ち込む。すでにあるポイント差を縮めて行くにはそれが重要になるので、前進できることを期待しよう。手に入れられるポイントは75ポイントある。僕たち全員が、特に土曜日のパフォーマンスを改善させなければならないことは承知しているけど、僕はまだ楽観的だ。今回がシーズンの僕のベストパフォーマンスだったかはわからないし、そのような判断をするのはいつだって難しい。バレンシアやモンツァでのパフォーマンスができることを願っているけど、今回のレースはスタートからフィニッシュまでプッシュしたし、以前のレースと比較してオーバーテイクでよりリスクを冒したかもしれない。今日は、スタート後すぐにマクラーレンのスリップストリームに入って彼らを攻撃した。彼らは彼ら自身の間でも戦っていたし、僕のことを忘れていたのかもしれない。少なくとも彼らの一台を追い抜くことができた。そのあと数周後にバトンもオーバーテイクすることができたけど、その数ラップでタイムを失ってしまい、レッドブルの2台にちょっとギャップを広げられてしまった。第2スティントではウェバーをオーバーテイクするのに彼のKERSの問題を最大限に生かすことができた。何が起こるかわからないということが再びわかったし、レースは常に長く、難しいものだ...」フェリペ・マッサ (6位)「スタートからフィニッシュまでとてもタフな戦いだった。およそ20ラップ後、ピットウォールから燃料をセーブしなければならないと伝えられたので、レースの半分以上で前回で走ることができなかった。キミがずっと僕に接近していたので、それが簡単なことではなかったことは納得してもらえると思う。望んでいた結果ではなかったけど、それでもコンストラクターズ選手権のために重要なポイントだ。FP2で大事な時間が犠牲になってしまったし、それで主にパッケージを最適化させることができなかっただ。ピットストップ後のキミとのバトル? なんとか前でピットレーンから出ることができたけど、ターン3で彼を先に行かせた。彼はまだ非常に接近していたし、ストレートでDRSを使いたかったからね。彼もそのことに気付いていたと思うけど、それには遅すぎたし、アドバンテージを得て、なんとか追い抜くことができた。これからアブダビに向かう。美しいテーマパークがあるし、フェラーリにとって第2のホームレースだ。クルマにもっと多くのアップデートが持ち込まれるし、今回の6位よりも良い結果を獲得できることを期待している」関連:F1インドGP 結果:セバスチャン・ベッテルが4連勝でリード拡大