フェラーリは、F1シンガポールGPの予選で、フェルナンド・アロンソが5番手、フェリペ・マッサが6番手だった。フェルナンド・アロンソ (5番手)「今回の予選には満足している。一年でベストのQ3ラップだったかもしれないと思うからね。120%が出せたし、いくつかのコーナーでリスクを冒したけど、トップを争うにはそれが望める唯一の方法だった。普通のラップをしていても同じポジションでフィニッシュできただろうけど、2台のマクラーレンからコンマ1秒以内ではなくコンマ5秒は遅れていただろう」
「確かにハミルトンとバトンの前に出られれば、ストーリはまったく違っていただろうけど、あとになってから不運だったと言っても意味はない。表彰台フィニッシュは手の届く範囲にあると確信している。通常、僕たちは予選よりレースの方がいいし、ここでそうならない理由はない。このトラックはスタートラインから1コーナーまでの距離があまりないけど、スタートでいくつか順位を上げたい。そのあとは戦略を最大限に生かして、ライバルよりもタイヤデグラデーションのレベルを抑えていきたい。マシンのメカニカルな部分にとって非常にハードなレースだし、通常セーフティカーが関わってくる。何が起こるか様子を見てみるつもりだ。もう一度言うけど、僕たちには表彰台のチャンスがあると確信している」フェリペ・マッサ (6番手)「6番手は狙っていた結果ではないのは確かだけど、それを受け入れなければならない。今はレースについて考えなければならない。簡単なレースにならなそうなのは確かだ。ソフトとスーパーソフトの両方でタイヤデグラデーションが重要だし、最大限にそれに対応しなければならないだろう。これまでのように、正しい戦略を採ることが良いレースをするための鍵だと思う。僕たちはここでモンツァよりも競争力があるのは間違いない。今日は完璧なラップをまとめるのは簡単ではなかった。マシンは最後のフリープラクティスと比較してかなり改善していたけど、それでもオーバーステアが多かったし、特に第2セクターと第3セクターではリアタイヤがオーバーヒートしていた。ハミルトンとの事故? 正直なところ、なぜ彼がなんとしてでも前に行きたかったのか理解できない。僕たちは全員“アウト”ラップでラインにいたし、そのような行動をしても得られるものは何もなかったと思う」関連:F1シンガポールGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション
全文を読む