フェラーリは、今シーズンの勢いがこのまま改善しなければ、2012年へ焦点を切り替えることを示唆している。フェラーリは、F1モナコGPでフェルナンド・アロンソが2位表彰台を獲得したが、アロンソ自身はこれまで6戦で5勝を挙げているセバスチャン・ベッテルがタイトルの最有力候補だと認めている。
「我々は諦めてはいない」とフェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは La Gazzetta dello Sport にコメント。次のカナダとヨーロッパの2戦は、フェラーリがモナコで良いパフォーマンスを発揮したのと同じスーパーソフトタイヤが供給される。「2つのチャンピオンシップの状況はより厳しくなっている」とステファノ・ドメニカリは認める。「だが、理論上、これから向かう2つのレースで我々は競争力があるはずだ」「その後、夏休み前に評価を行う予定だ」チャンピオンシップの状況について評価する前に、フェラーリは来週のカナダGPで新パーツの導入を予定しており、7月上旬にもさらなる大幅なステップを予定している。「モントリオールに持ち込む新しいパーツについてエンジジニアと話をしているが、とりわけ多くのダウンフォースが必要なトラックに戻るシルバーストンでは前進について話している」とフェルナンド・アロンソはコメント。「そこで僕たちのシーズンがどのような結果になるか実際にわかるだろう」関連:フェラーリ、2012年F1マシンの開発に着手 - 2011年5月14日
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