フェリペ・ナッセは、2016年に備えてザウバーは今年後半に後退していくことになるだろうと述べた。来年もザウバーでレースをすることが決定しているフェリペ・ナッセは、力強いスタートとの後、シーズン中盤にザウバーがスランプに苦しんでいることを認める。現在、ザウバーは、コンストラクターズ選手権でフォース・インディア、ロータス、トロ・ロッソの後塵を拝しているが、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンというワールドチャンピオンを擁するマクラーレン・ホンダよりは前にいる。
「そのような人達の前にいるのはいつだって嬉しいよ」とフェリペ・ナッセは Globo にコメント。「今年序盤はかなり多くの人達の前にいたけど、僕たちは今、クルマの開発が十分ではないことに向き合っている」「僕たちはクルマをあまり開発していないので、ザウバーは大変な時期だ」「基本的にオーストラリアと同じクルマを走らせている。他チームの大部分は彼らのクルマに多くの投資をしているけど、クルマの仕様は同じだ」「でも、シーズン末に2016年に準備できるように変更を実施するというのがプランだ」だが、フェリペ・ナッセは、個人的にはシーズン前半の進歩に満足していると述べた。「とても良い年齢でF1に到達したと思う。精神的にも信頼的にも非常にうまく準備をしてくることができたからね」「クールな瞬間だ。このF1の機会を生かせていると思うし、F1での最初の7ヶ月間はうまくいった」