2026年F1オーストラリアGPのサポートレースとして開催されたFIAフォーミュラ3で、ブルーノ・デル・ピノがデビュー戦で優勝を飾った。デル・ピノはアストンマーティンのアンバサダーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサの甥で、今回がF3初参戦だった。19歳のデル・ピノは、ペドロ・デ・ラ・ロサ自身が共同設立したドライベックスでスペインF4を戦った経験を持つ。
今回のメルボルンではファン・アメルスフォールト・レーシングから参戦し、ポールポジションを獲得するとスプリントレースをスタートからフィニッシュまでリードした。レースは予定20周のうち8周目に、シャープとウォートンの接触事故でバリアが損傷したため赤旗中断となった。F1予選開始が迫っていたこともあり、レースはそのまま再開されずデル・ピノの優勝が確定した。この勝利の瞬間、ピットウォールで歓声を上げていた人物の一人が、現在ファン・アメルスフォールト・レーシングのCEOを務めるオットマー・サフナウアーだった。かつてアルピーヌやアストンマーティンでF1チーム代表を務めたサフナウアーも、デビュー勝利を祝福した。デル・ピノ『このトロフィーは家族のため』ブルーノ・デル・ピノはレース後、DAZNのインタビューでペドロ・デ・ラ・ロサへ感謝の言葉を述べた。「フィニッシュした瞬間、僕は家族のことを思い浮かべた。両親や、そしてあなたのことも」「勝ったあとに戻ったとき、あなたがそこにいて本当に嬉しそうに祝ってくれていたのが最高だった」「僕はあまり泣くタイプじゃないから涙は出なかった。でも、最高の笑顔だった。これ以上ない瞬間だった」「このトロフィーは、あの場にいてくれたすべての人のものだ。そしてあなたもその一人なんだ」