元F1ドライバーであるラルフ・シューマッハの息子デビッド・シューマッハが、FIA-F3の最終戦ソチでカンポス・レーシングから参戦することが発表された。デビッド・シューマッハ(17歳)は、前戦モンツァの大クラッシュによって負傷したアレックス・ペローニの代役として、アレッシ・デレッダとセバスチャン・フェルナンデスとチームを組む。
ロシアでは、FIA-F2にミハエル・シューマッハの息子ミック・シューマッハも参戦し、2人の“シューマッハ”がF1のサポートパドックで顔を揃えることになった。デビッド・シューマッハは、2018年のF4 UAEで3勝を挙げて準優勝。今季はフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権に出場し、3勝を挙げている。デビッド・シューマッハは「カンポス・レーシングのような有名なチームに参加できてうれしく思う。このようなマシンを運転するのは初めてなので、現実的になるべきだし、できる限り多くのことを学ぶことに集中していく」と語った。チーム代表のエイドリアン・カンポスは「デビッドのような最高のあるドライバーを迎え入れることに興奮している。彼は間違いなくモータースポーツで明るい未来が約束されていると確信している。彼のキャリアの進歩を手助けしたいと思っている」と語った。