福住仁嶺は、フォーミュラ2 第4戦 モナコのレース2を11位で終えた。朝から快晴となったモナコで、F2シリーズ第4戦のレース2が行われた。気温26度、路面温度42度とやや暑いコンディションとなり、福住仁嶺(BWT Arden)は10番手からのスタートとなる。
午後5時20分にフォーメーションラップがスタート。10番手を守ってオープニングラップを終えた福住仁嶺は、上位車のアクシデントなどで4周目には8番手に浮上。その後、後続の激しいプッシュを受けながらも入賞圏内のポジションを守り続けたが、終盤28周目、セーフティーカーが解除されるタイミングでコースオフし、ストップ。その場でレースを終えた。F2第5戦はフランス・ポールリカールサーキットで、6月22日(金)~24日(日)に行われる。福住仁嶺(レース2・11位)「スタートは、かなりよかったです。でもその後の場所取りがあまりよくなくて、ポジションを上げることはできませんでした。そこからは全然ペースが上がらなかったです。ブレーキが効かないというか、ペダルがソフトになって限界が探れない状態でした。レース中盤のセーフティーカーの後もブレーキの変な感触は続いて、ブレーキングの際に左フロントだけ沈むような感覚で、左前輪だけロックしてしまいました。ダメージがあるのか無線で聞いたのですが、見る限りないと言います。それで走り続けましたがペースは改善されず、このまま完走しても得るものはないと思い、最後のセーフティーカー開けに思いきってプッシュしました。それでラスカス(18コーナー)で単独コースオフしてしまったのは、僕のミスです。今はポイントがどうこう言えるレベルじゃないので、とにかくマシンを少しでもよくしていかないとダメですね」
全文を読む