FIA フォーミュラ2 第2戦 バルセロナのレース2で、福住仁嶺と牧野任祐が接触。福住のマシンが牧野のマシンに乗り上げ、ヘイローがなければ、頭部を負傷しかねない危険な事故だった。牧野任祐が11番手、福住仁嶺が12番手を走行中の5周目、ターン4の進入でイン側を走行する福住仁嶺が濡れた路面でコントロールを失って横から牧野任祐のマシンに接触。
タイヤが接触して、福住のマシンがリアから牧野のマシンに乗り上げ、2台ともコースアウトしてリタイアとなった。動画ではロベルト・メルヒのオンボードカメラから小さくはあるが、両者が接触したシーンが確認できる。F2もF1と同じく今年からコックピット保護デバイスのヘイロー(Halo)が導入されたが、牧野任祐のマシンにはヘイローからインダクションボックスにかけて傷がついており、カメラマウントも壊れている。牧野任祐は「すごいタイヤ痕が付いてますから、ヘイローが役立ちました。ヘイローがなかったら、頭にぶつかっていたと思います」と語った。