牧野任祐は、フォーミュラ2 第4戦 モナコのレース2をスタートのアクシデントでリタイアを終えた。朝から快晴となったモナコで、F2シリーズ第4戦のレース2が行われた。気温26度、路面温度42度とやや暑いコンディションとなり、牧野任祐(RUSSIAN TIME)は14番手からのスタートとなる。
午後5時20分にフォーメーションラップがスタート。スタートでストールし、ダッシュのつかない牧野任祐に後続が激突し、牧野はマシンにダメージを負ってピットへ戻る。その後、コースへ復帰するが、2周走行しピットへ戻りリタイアとなった。F2第5戦はフランス・ポールリカールサーキットで、6月22日(金)~24日(日)に行われる。牧野任祐(レース2・リタイア)「バルセロナから昨日のレース1まで、完全に同じやり方でスタートしていました。それでちゃんと、うまくやれていました。ところが今回に限って、クラッチをつないだ瞬間にストールしてしまいました。なぜそうなったのか、原因が全くわかりません。バイトポイントとか、エンジン回転の下がり方とか、ちゃんと確認しながら操作したんですけど、半クラッチにならないというか、そういう感じでした。それで後ろから突っ込まれて、結構な衝撃でした。かなりダメージはあって、フロアも壊れていたんですが、とりあえず出ました。でもリアのダウンフォースは完全になくてフラフラで、すぐにピットに戻りました。不完全燃焼の週末になってしまいました。何もちゃんとできなかったです。まずはストールの原因を突き止めます。個人的な課題としては依然としてレースペースだと思います」