牧野任祐は、フォーミュラ2 第2戦バクーのレース1で9位入賞を果たし、自身初ポイントを獲得した。28日(土)、第2戦アゼルバイジャン、バクーのストリートコースを舞台に、レース1が行われた。予選12番手の牧野任祐は他にペナルティーを受けたドライバーがいたこで10番手スタートに繰り上がった。
1周目にクラッシュしたマシンが出て、セーフティカー(SC)が導入。レースは4周目に再開され、6周終了時点で牧野任祐はタイヤ交換のためにピットイン。全車がタイヤ交換を終え、レースが中盤に差し掛かる10周終了時点で15番手につける。18周目に再びクラッシュが発生し、20周目にSCが解除されてレースが再開されると、長い直線を抜けたターン1で上位3台がオーバーランして争いから脱落。これにより牧野は9番手となった。F2では、レース1の結果がレース2のスターティンググリッドに適用され、上位8台はリバースグリッドとなるため、牧野任祐はレース2でのポールポジションを狙い、8番手を狙ってプッシュしたものの、その差は詰められず9位でフィニッシュ。この結果、牧野はF2での初ポイント獲得を果たした。レース2は29日(日)午後1時10分(日本時間午後6時10分)にスタートする。牧野任祐(9位)「フォーメーションラップ前のスタートは、路面にゴムを乗せるために全開で行ってグリッドについたのに、エンジンストールしてしまって、なぜかよく分からないですね。今日は昨日に比べて、だいぶセッティングを変えていったのですが、全くダメでした。それに、車の特性が変わりすぎてしまって。ブレーキバランスなども、よくなったのではなく特性が変化してしまい、自分の思ったブレーキングのポイントと全く変わってしまって、一体どうなっているのか、頭の中がこんがらがっていました。最後の何周かは少しよくなった感じでしたが、始めは全くダメで、アンダーステアがひどかったです。特にセクター2でのアンダーがひどく、ホームストレートでDRSを使えない状況で、前の車を抜けないもどかしいレースでした」
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