牧野任祐は、フォーミュラ2開幕戦バーレーンのレース2を17位で終えた。19番手からのスタートした牧野任祐は、オープングラップで14番手にポジションアップ。序盤、タイヤを持たせるためにペースを抑えていた牧野任祐は、5周目に前車と接触しフロントウイングを破損。ピットに戻りフロントノーズ交換とタイヤ交換を余儀無くされる。これにより牧野はポジションを落とし、その後もペースは上がらず17位でレースを終えた。
「スタートはあまりよくなかったですね」と牧野任祐は振り返る。「その後、ミディアムで走りきる作戦だったので、最初からペースを抑えろと言われていました。そうしたらターン1の立ち上がりで、すぐ前にいたクルマが、おそらくトラブルだったと思いますが、急減速して、逃げ場がなくて追突してしまいました。それでゆっくり1周して、フロントウイングを交換して、ソフトタイヤに履き替えました」「しかし、タイヤ交換のタイミングが早すぎたので、あとはペースを抑えてタイヤをいたわりながら完走するしかありませんでした」「テストでのロングランのペースはすごくよかったんです。それが本番では、全く再現できなかった。逆に、一発はテストよりはるかに速かった。ミスしなければ5番手ぐらいでした。レースペースがなぜダメなのか、その原因を突き止めないといけないと思っています」F2第2戦はアゼルバイジャン・バクーの市街地コースで、4月27日(金)~29日(日)に行われる。