ジャック・エイトケンが、2018年のフォーミュラ2選手権にARTグランプリから参加することが発表された。ルノー・スポール・アカデミーのメンバーであるジャック・エイトケン(22歳)は、昨年ARTグランプリからGP3に参戦してランキング2位でシーズンを終了。2018年は同チームからF2にステップアップすることになった。
ジャック・エイトケンは、2013年に17歳でモータースポーツでのキャリアをスタート。フォーミュラ・ルノー2.0で2つのタイトルを獲得し、その後参戦した全カテゴリーで多くの勝利、表彰台、ポールポジションを獲得している。2017年にはスペイン・ヘレスで行われたプライベートテストでルノーのF1マシン『E20』をテストしている。すでにジャック・エイトケンは、2017年シーズン終了後にアブダビで開催されたF2のテストでARTグランプリのマシンでのテストを行っていた。ジャック・エイトケン「もちろん、もう一年ARTグランプリと契約してF2に挑戦できることを嬉しく思っている! ここには多くの友人がいるし、彼らと自分自身を信じている。今年、僕たちはさらに良いシーズンを過ごせるはずだ。目標を高く持って、ハードにプッシュしていく。ルーキーかどうかに関わらず、いつものようにトップに挑戦していきたい」セバスチャン・フィリップ (ARTグランプリ チーム代表)「ジャックのF2への昇格は我々のパートナーシップ、そして、ルノーとのコラボレーションの論理的な継続だ。ジャックは去年のGP3で優勝候補だったし、トップカテゴリーに到達するための成熟度とスピードを兼ね備えている。彼はサーキットとARTグランプリの作業方法を知っているし、アブダビでのテストでは、2018年に十分な高さに到達するために必要なあらゆる資質があることを確認した。ARTグランプリの2018年の目標はタイトルを獲得することであり、ジャックは我々の戦略のハイライトの一人だ」