松下信治は、F2開幕戦バーレーンのレース2を12位でフィニッシュした。午後2時15分にフォーメーションラップがスタート。5列目9番手から好スタートを決めた松下信治だったが、第1コーナーでアウトにはみ出てポジションを11番手に落とした。2周目に9番手、5周目に8番手、9周目には7番手にまでポジションを押し上げた。
松下信治は、10周目にピットインし、ソフトタイヤに交換する。このピットインにより17番手となった松下は、タイヤの厳しくなった前車をパスし、20周目に10番手となった。しかし、22周目にコースアウトし12番手にダウン。そのまま23周のレースを終え、12位となった。F2第2戦はアゼルバイジャン・バクーの市街地コースで、4月26~28日に行われる。松下信治 (レース2・12位)「最初からクラッチにトラブルを抱え、まともに戦うことはできない状況でした。スタートは悪くなかったのですが、アウト側から行けると思って突っ込んだら、うまく止まれませんでした。タイヤ交換はレース前から決めていたことです。しかし、クラッチが滑るような状態では、ペースを上げられず、追い上げも難しかったです。レース1からセッティングを変えましたが、やはりタイヤが厳しくなる状況は変わらなかった。ドライビングの問題もあると思うので、その辺りを含めてデータを見て改善していきます」